2026年も韓国スイーツブームは続いています。韓国で話題になったスイーツがSNSや動画を通じて日本にも広がり、新大久保をはじめ全国各地でさまざまな韓国発スイーツを見かけるようになりました。
その中でも近年特に注目を集めているのが「クロッフル(Croffle)」です。クロワッサンのサクサク感とワッフルの香ばしさを組み合わせたスイーツとして話題となり、専門店やカフェはもちろん、自宅でアレンジを楽しむ人も増えています。 この記事では、クロッフルとはどのようなスイーツなのか、その特徴や人気の理由、気になる食感、さまざまなアレンジ例についてご紹介します。
日韓で話題の「クロッフル」とは何?ワッフルとは何が違う?

クロッフルとは、「クロワッサン(Croissant)」と「ワッフル(Waffle)」を組み合わせた韓国発のスイーツです。名前も両者を組み合わせた造語で、韓国語では「クロワッサン」を意味する「クロアサン(크로아상)」とワッフルを合わせて「クロッフル(크로플)」と呼ばれています。
作り方はシンプルで、クロワッサン生地をワッフルメーカーで焼き上げるのが特徴です。ワッフルのような格子模様を持ちながらも、クロワッサン特有の層が残るため、外はサクサク、中はふんわりとした食感を楽しめます。 一方、一般的なワッフルは小麦粉やベーキングパウダーなどを使用した専用の生地をワッフルメーカーで焼いて作られます。同じワッフルメーカーを使用する点は共通していますが、使用する生地が異なるため、食感や風味にも違いがあります。 クロッフルはクロワッサンの香ばしさとワッフルの手軽さを組み合わせたスイーツとして、韓国で話題となり、日本でもカフェやスイーツ専門店を中心に注目を集めています。
クロッフルは本当に韓国発祥?

クロッフルは日本で「韓国発スイーツ」として紹介されることが多いものの、そのルーツについてはさまざまな見方があります。
一般的には、2017年頃にアイルランド・ダブリンのカフェ「Le Petit Parisien」で提供されたメニューが初期の事例の一つとして知られています。当時は現在のように「クロッフル」という名称ではなく、クロワッサンをワッフルメーカーで焼いたメニューとして提供されていました。
韓国でも2017年頃から一部のカフェチェーンで「クロワッサンワッフル」として販売されていましたが、大きな話題にはなっていませんでした。しかし、2020年のコロナ禍をきっかけに状況が変化します。韓国では家庭用ワッフルメーカーを使ってさまざまな食材を焼いて楽しむスタイルがSNSを中心に流行し、その中でクロッフルも大きな注目を集めるようになりました。
その後、多くのカフェがクロッフルをメニュー化し、フルーツやアイスクリーム、クリームなどを組み合わせたさまざまなアレンジが登場。韓国独自のトレンドとして急速に広がったことで、日本でも「韓国スイーツ」として認知されるようになりました。
つまり、クロッフル自体のアイデアは韓国以外にもルーツが見られる一方で、現在の人気や多彩なアレンジ文化を広めたのは韓国市場の影響が大きいといえるでしょう。
「クロッフル」人気の理由

クロッフル人気の背景には、近年の韓国スイーツブームがあります。韓国で話題になったスイーツがSNSや動画を通じて日本にも広がる流れが定着しており、クロッフルもその代表例の一つといえるでしょう。 また、クロッフルは近年人気を集めている「クロワッサン派生スイーツ」の一種でもあります。クロワッサン生地をドーナツ風に仕上げた「クロナッツ(Cronut)」や、クロワッサンと餅を組み合わせた「クロッチ」、クロワッサンとクッキーを組み合わせた「クルッキー」など、クロワッサン生地をベースにしたさまざまなハイブリッドスイーツが登場しています。
人気の理由として欠かせないのが、その独特の食感です。クロッフルはワッフルメーカーで焼き上げることで、外側はサクサクと香ばしく、中はクロワッサン生地ならではのもっちりとした食感を楽しめます。
近年の韓国では、「外はサクサク、中はしっとり」を意味する「겉바속촉(コッパソクチョク)」や、「外はサクサク、中はもちもち」を意味する「겉바속쫀(コッパソクチョン)」といった食感を好む傾向もみられます。クロッフルは、こうした食感の魅力をわかりやすく楽しめるスイーツとして支持を集めました。 さらに、アイスクリームやフルーツ、チョコレートソースなどを組み合わせたアレンジの豊富さも人気の理由です。シンプルに楽しむこともできれば、トッピング次第でまったく異なる味わいになるため、カフェや専門店ごとの個性を出しやすいスイーツとしても注目されています。
「クロッフル」アレンジ集
クロッフルの魅力の一つが、さまざまなアレンジを楽しめることです。シンプルに食べてもおいしいですが、トッピングを加えることでデザートから軽食まで幅広く楽しめます。
特に人気なのが、バニラアイスやチョコチップ、ブルーベリーなどを組み合わせたアイスクリームクロッフルです。温かいクロッフルと冷たいアイスクリームの組み合わせは相性が良く、韓国のカフェでも定番のアレンジとして親しまれています。
また、サラダ用の野菜やブッラータチーズ、オリーブオイル、バルサミコ酢などを合わせれば、食事系クロッフルとして楽しむこともできます。甘いスイーツとは異なる味わいで、ブランチメニューとしても人気があります。
さらに、生クリームとフルーツをたっぷりのせたフルーツクロッフルや、マスカルポーネチーズやホイップクリーム、ココアパウダーを使用したティラミス風クロッフルも人気です。クロッフルはトッピング次第でさまざまな表情を見せるため、専門店ごとの個性が出やすいスイーツとしても注目されています。
まとめ
以上、韓国で話題となり日本でも注目を集めている「クロッフル」についてご紹介しました。
クロッフルは、クロワッサンのサクサクとした食感とワッフルの香ばしさを組み合わせたスイーツです。ルーツにはさまざまな説があるものの、韓国で大きなブームとなったことで多彩なアレンジが生まれ、日本でも広く知られるようになりました。
また、アイスクリームやフルーツを合わせたデザート系から、サラダやチーズを使用した食事系まで、幅広い楽しみ方ができるのも魅力です。外はサクサク、中はもっちりとした独特の食感は、一度食べると印象に残る人も少なくありません。
韓国スイーツに興味がある方はもちろん、新しいカフェメニューや話題のスイーツを探している方も、ぜひクロッフルをチェックしてみてはいかがでしょうか。





