【2026年版】売れ筋と問い合わせから見えてきた!最新スイーツ・デザートトレンド10選

近年、スイーツ・デザート業界のトレンド変化はこれまで以上にスピードを増しています。

特にSNS時代では、TikTokやInstagramで話題になった商品が一気に拡散し、数週間で全国区ヒットになるケースも珍しくありません。さらに、韓国・台湾・中国を中心とした海外スイーツの流入により、日本市場の流行サイクルはより多様化・短命化しています。

小売店やキッチンカー、飲食店にとっては「今売れているもの」をいち早く取り入れることが集客や売上に直結する時代です。今や求められるのは「おいしさ」だけではなく、動画映えするビジュアル、ブランドの世界観、SNSで語りたくなるストーリー性。

本記事では、実際の売れ筋商品や問い合わせ動向から見えてきた、2026年注目の最新スイーツ・デザートトレンド10選をご紹介します。

① SNS映えから「動画映え」へ

2026年もスイーツ業界ではSNS映え需要が続いていますが、近年は見た目が派手なだけでは拡散されにくくなっています。現在重視されているのは、誰がどのようなシーンで楽しむのかという背景やストーリーです。

TikTokやInstagramリールの普及により、スイーツは静止画よりも動画で見たときの魅力が重要になりました。カットした瞬間の断面や、とろける質感、実際に食べている様子まで含めて楽しむ傾向が強まっています。

さらに、推し活や自分へのご褒美需要の拡大により、特別感を演出できるスイーツへの注目も高まっています。今では味だけでなく、写真や動画で共有したくなる体験そのものが、ヒット商品の重要な要素になっています。

② 擬態スイーツ・キャラクター系スイーツ内容• 動画映え時代の主役

2026年は、見た瞬間に驚きや楽しさを感じられる擬態スイーツやキャラクター系スイーツがさらに拡大しています。特にTikTokやInstagramリールでは、「切る」「割る」といった瞬間が動画映えしやすく、ASMRコンテンツとの相性も抜群です。

3Dスイーツやおねんねクマちゃん、タオルケーキ、韓国発のカムジャパン、バナナパン、生グミマンゴーなどは、思わず写真や動画で共有したくなる見た目や食感が話題となり、多くの反響を集めています。かわいらしいデザインや本物そっくりの再現性、意外性のある断面など、それぞれ異なる魅力を持ちながらも、SNSで拡散されやすいという共通点があります。

単なる見た目のインパクトだけではなく、どのような世界観や体験を提供する商品なのかも重要視されており、動画演出や断面カット、食感表現まで含めた見せ方が購買行動に影響を与える時代になっています。

・3Dアイス



・おねんねクマちゃん



③ ヘルシー・罪悪感レススイーツ

近年は、スイーツに対して健康を意識しながら楽しみたいと考える人が増えています。こうした流れを受け、高たんぱくなグリークヨーグルトや、美容や腸活への関心から人気を集めるアサイーボウル、さっぱりと食べられるフローズンヨーグルトなどが注目されています。

また、温活や美容ケアへの関心の高まりから、カロリーだけでなく使用されている素材や栄養バランスを重視する消費者も増えています。フルーツやグラノーラなどのトッピングを自由に組み合わせられる商品も人気で、自分の好みに合わせて楽しめる点が支持されています。

代表的な商品としては、グリークヨーグルト、アサイーボウル、フローズンヨーグルト、サゴなどが挙げられます。いずれも健康志向や美容への関心の高まりを背景に注目されており、従来のスイーツとは異なる魅力を持つ商品として支持を集めています。 従来の「甘くておいしい」だけではなく、健康意識やライフスタイルとの相性も、スイーツ選びの重要なポイントになりつつあります。

・アサイーボウル



④ 断面美・“切りたくなる”スイーツ

近年は、味だけでなく見た目の楽しさもスイーツ選びの重要なポイントになっています。特にSNSでは、カットした瞬間に現れる断面や、クリーム・フルーツ・生地が重なった美しい見た目が話題になることも少なくありません。 カヌチュロやフルーツサンド、萌え断ケーキ、クロッチ、崖淵シュークリームなどは、割ったり切ったりした際の見た目の変化も魅力の一つです。動画では、サクサクとした生地やとろけるクリームの様子が伝わりやすく、TikTokやInstagramリールとの相性も良好です。

こうした商品は、味だけでなく「どんな見た目なのか」「切るとどうなるのか」といった期待感も含めて楽しまれており、SNS時代ならではのスイーツトレンドとして定着しています。

・崖淵シュークリーム



⑤ 韓国トレンドスイーツ

K-POPや韓国ドラマの人気、渡韓需要の高まりとともに、韓国発スイーツへの注目も続いています。韓国で話題になった商品が新大久保やSNSを通じて日本に広がる流れも定着し、韓国スイーツは一つのジャンルとして認知されるようになりました。

近年では、ドバイチョコ餅クッキーや薬菓、ヨアジョン、カップピンスなどが話題を集めています。伝統的なお菓子を現代風にアレンジした商品から、フルーツやヨーグルトを組み合わせたスイーツまで幅広く、日本ではまだ珍しい味や見た目を楽しめる点も人気の理由の一つです。 また、韓国旅行中に食べた商品を日本でも楽しみたいというニーズや、SNSで見かけて興味を持ったことをきっかけに購入するケースも増えています。韓国の食文化やトレンドへの関心の高さを背景に、今後も新たなスイーツが登場するとみられています。

・ドバイチョコ餅クッキー





⑥ アジアンフュージョンスイーツ

韓国スイーツ人気の広がりとともに、近年は台湾や東南アジア、中東など、さまざまな地域のスイーツにも注目が集まっています。SNSや動画メディアを通じて海外の食文化に触れる機会が増え、日本ではまだ珍しい商品への関心も高まっています。

代表的なものとしては、サゴを使用したデザートや、鮮やかな紫色が特徴のウベスイーツ、ネパール発祥のセルロティ、中東地域で親しまれているバクラヴァなどが挙げられます。それぞれ味や食感、見た目に個性があり、新しいスイーツを試したい人たちから注目を集めています。

これまで日本では馴染みの少なかった海外スイーツも、SNSや専門店を通じて少しずつ認知が広がっています。今後も世界各国のスイーツが日本市場に登場し、新たなトレンドとして話題になる可能性がありそうです。

・グリーンカレー



ザクザク・パリパリ食感

近年は、味や見た目だけでなく、食感にも注目が集まっています。SNSでは、割った瞬間の音やサクサクとした食感が伝わる動画が人気を集めており、スイーツ選びのポイントの一つになっています。

代表的な商品としては、ドバイチョコ餅クッキーやエンジェルヘアーチョコ、パリパリクレープなどが挙げられます。割ったりかじったりした際の食感が特徴で、動画でも魅力が伝わりやすいことから話題を集めています。

また、パリパリ、ザクザクといった食感は、味だけではなく食べる楽しさにもつながります。見た目のインパクトに加え、食感まで含めて楽しめるスイーツへの注目は今後も続きそうです。

・メルトクレープ



・ブラックサファイア タンフル



⑧ もちもち・ぷるぷる食感

もちもち、ぷるぷるとしたやわらかな食感のスイーツも人気を集めています。SNSでは、揺れる様子や伸びる様子を撮影した動画が話題になることも多く、見た目だけでなく食感への関心も高まっています。

代表的な商品としては、飲むわらび餅、もっちゅりんドーナツ、タオルケーキ、猫プリンなどが挙げられます。やわらかな口当たりや弾力のある食感が特徴で、動画でも魅力が伝わりやすいことから注目を集めています。

また、わらび餅をはじめとする和素材への関心も高まっており、昔ながらの食材を現代風にアレンジした商品も増えています。見た目の楽しさだけでなく、食感そのものを味わうスイーツとして支持を集めています。

・ねこプリン 



⑨ フルーツボウル・日常化スイーツ

アサイーボウルをはじめとするフルーツボウル系スイーツへの注目が続いています。フルーツやグラノーラ、ヨーグルトなどを組み合わせた見た目の華やかさに加え、自分好みにアレンジしやすい点も人気の理由の一つです。 代表的な商品としては、クラッキングアサイーボウル、スムージーボウル、ピタヤボウル、ヨーグルトアイスボウルなどが挙げられます。それぞれ使用する素材や味わいは異なりますが、フルーツを主役とした彩り豊かな見た目が特徴です。

また、美容や健康への関心の高まりを背景に、朝食や軽食として取り入れる人も増えています。フルーツやグラノーラ、ナッツなどを自由に組み合わせて楽しめることから、今後も幅広い世代に支持されそうです。

・ピタヤボウル



⑩ 万博グルメ・世界デザート

万博開催をきっかけに、世界各国のスイーツや食文化への関心が高まっています。会場ではさまざまな国や地域の料理・デザートを楽しむことができるため、普段はなかなか接する機会の少ない海外スイーツにも注目が集まっています。

代表的なものとしては、オーストラリアのラミントン、ポルトガルのパステル・デ・ナタ、オーストリアのカイザーシュマーレンなどが挙げられます。それぞれの国で親しまれている伝統的なスイーツであり、日本でも少しずつ認知が広がりつつあります。

過去には1970年の大阪万博をきっかけにブルガリアヨーグルトが広く知られるようになった例もあります。今回の万博でも、これまで日本ではあまり知られていなかった海外スイーツが注目を集め、新たな食トレンドにつながる可能性があります。

まとめ

以上、2026年に注目したいスイーツ・デザートトレンドをご紹介しました。

近年のスイーツ市場では、味だけでなく見た目や食感、SNSでの話題性など、さまざまな要素が注目されています。また、韓国をはじめとする海外スイーツの広がりや、健康志向を取り入れた商品への関心も高まっています。

小売店やキッチンカー、無人販売店、飲食店にとっては、こうした変化をいち早く把握し、お客様のニーズに合った商品を取り入れることが重要になっています。

当社でも日々の問い合わせ内容や売れ筋商品の動向を確認しながら、市場の変化を継続的に調査しています。今後もスイーツ・デザート業界の最新情報を発信してまいりますので、商品選びや仕入れの参考にしていただければ幸いです。